同居人にとってよっぽどこのおべんと箱は気に入らないらしい。
昨日は日曜日、忙しいから、このおべんと箱は食べるときにおかず入れの裏側を拭いてから机に置かないといけなくてその時間がないからって言うんで、違うおべんと箱に入れた。
帰ってくるなり「やっぱあれはあかんわっ、これとか、も一個の方が食べやすい」と言う。くそー、せっかく買ったのにぃ。
って、普段はプレゼントって自己満足であって「せっかくあげたのにありがとうがない」とかみたいな感じでどーのこーの言うヤツは腹が立つとか言っているワタクシ のクセにそんなことを思ったりする。いやいや、ソレは違う。プレゼントじゃなくって、自分がおべんとを作るためのモチベーションアップのためのおべんと箱であって…などと言い訳がましいことを考えたりするわけで。いやいや、言い訳がましいんじゃないよね、それが正論なんだよ。
とにかくだ。
なんとか気に入らせなくちゃいけないんで正攻法ではないけどある方法を思いついた。名付けて「いっぱいおかずが入っているのに慣れたらこのおべんと箱だとなんかいいよねーってきっと思っちゃうゼ作戦」である。
これまでの おべんと箱だとだいたい3品ぐらい入れていた。でも今回は、タケノコとあおさを炊いたもの、豚肉と里芋を味噌味で炊いたもの、きんぴら牛蒡、あおさ入り卵焼き、昨日作ったハッシュドビーフの具…と5品も入れておいたのだ。このおべんと箱の時はこんな感じで彼女の好きなものを数多めに入れておく、そしてこれまでのおべんと箱の時はこれまで通り3品ぐらいにする。それを繰り返していれば、彼女がこのおべんと箱を見るだけで口の中に唾液が貯まるようになり、「あのおべんと箱が好き〜」ってことになるはずだ。ふふふ。
先ほどの話なんだけど、朝起きてこのおべんとを見た同居人、「なんか今日のお弁当豪勢じゃない?」って言っていた。「そうかなぁ、いつもと変わらんけどなぁ」とワタクシ。おほっ(^o^) 君はもうワタクシの完璧な策略に引っかかったのだよ。
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