メリル・ストリープの演技がすごい。変な感じなんだけど、たぶん実際にジュリア・チャイルドをまねてそうなったんだと思う。でも、実際にあった話を映画にする場合って映画的にいろいろと演出を入れて多少違えてたりするだろうから、そこまでまねる必要があるんかな〜と思ったりする。映画の中の彼女を見ていると、好かれていたっていう設定なんだけど、好かれなさそうなタイプに見えてしまってなんか違和感。
それとネタバレになってしまうけど、結局エイミ・アダムス演じるジュリー・パウエル側からの一方通行ってことなんだよね。これにしてもたぶん実際にそうだからそういうことなんだろうけど、映画的にはなんか違和感。
料理を扱っている映画なのになんか作るシーン、しかも途中のシーンばかりで出来上がりがほとんど出てこないのもちょっともの足らない。
映画の中でいちばんおいそうって感じたのはこの鶏肉のクリームソース煮込みみたいな感じのレシピ。シーンはマッシュルームを焼くところと生クリームを入れるところ、鶏肉を入れるところだけ。できあがりと食べているところなんかもほしかったよなぁ。
この映画は全体にそんな感じ。
違和感ともの足らなさが残ったっていうのが乾燥である。
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